文・写真:宮崎県土木部都市計画課・大崎雅彦
平成18年11月14日(火)晴
去る11月14日、日向地区都市デザイン会議(委員長:政策研究大学院大学 篠原修教授)が開催されました。
この会議は、日向のまちづくりにとって、とても重要な役割を持つ会議です。当初は、連続立体交差事業のデザイン検討委員会として、平成11年に発足し、高架橋や駅舎のデザインの方向性等を検討してきました。その後、平成14年に、現在の日向地区都市デザイン会議(以下「デザイン会議」)へ移行し、連続立体交差事業だけではなく、周辺地区の景観形成やまちづくりについても議論し、現在に至っています。
今回の会議では、駅前広場検討委員会(委員長:宮崎大学 出口近士助教授)の検討結果報告が行われた後、今後のデザイン会議のあり方と日向市駅周辺地区の景観形成をどう進めていくのかが議論されました。
会議には、周辺地域に建物の建築を予定している施主さんや設計を担当する建築士の方も出席され、周辺との景観調和のために熱心に質疑をされていました。
日向市は、10月1日から景観行政団体となり、市全体の景観誘導システムの構築を進めようとしています。まちという大きな空間の雰囲気は、個別のものが全体を作っていくため、解りやすい方向性を示す必要があります。たった一つでも、独りよがりの建築物があると、現在まで進めて来たことが台無しになってしまいます。日向が日向らしくあるためには、そこに住むみんなが自覚を持つことが必要なのでしょう。その自覚を持つためのプロセスをどうするかということと、景観法を背景とした法的な規制をどうするか、またシステムが稼動するまでの経過措置をどうするのかということが今後の課題となりました。
会議が終わると現場に移動し、新駅舎や東口駅前広場の確認が行われました。現場確認には、私は同行できませんでしたが、皆様に出来栄えの方は納得していただけたのでしょうか?
また同日、デザイン会議の委員でもあります、建築家で東京大学の内藤廣教授に、日向での取り組みをPRするため、ラジオの収録を受けていただきました。内藤先生におかれましては、強行スケジュールの中にもかかわらず、快くご協力いただき、誠にありがとうございました。
日向の鉄道高架切替1週間前の12月10日(日曜日) 16:00〜「誇りを支えるまちづくり」と題しまして、MRTラジオ「サンデーラジオ大学」で放送されます。
駅やまちの話等盛りだくさんの内容になっていますのでご期待ください。
(特に、地元の建築家の方は、必見です。内藤先生からホットなメッセージが込められています。)
「H18日向市駅高架ウォーキング」
新日向市駅高架ウォークと秋の冨高古墳を訪ねて
12月に開業する新日向市駅の高架上を歩くという、二度とない貴重な体験ができます。
また、冨高古墳からは市内を一望でき、富高河川敷を秋風を浴びながらのウォークは気分もリフレッシュできます。
日時:平成18年11月26日
場所:宮崎県日向市駅
詳しくはポスター(PDF)をご覧ください。
「毎日通る橋だから」
毎年恒例 塩見橋メンテナンスイベント
日時:11月26日(日)10:00から13:00まで
場所:塩見橋南詰め公園にて受付
用意するもの:清掃用具等は主催者側で用意しますが、汚れても構わない格好でおねがいします。
当日は、先着200名様まで暖かいスープの振る舞いを行います。記念品に日向木の芽会特性杉製メダルを200個用意しています。
主催:日向木の芽会 会長 小川隆 連絡先(090-8393-9915 海野まで)
協力:宮崎県日向土木事務所 日向市 九州JR日向市駅
詳しくはポスター(PDF)をご覧ください。
文・写真:日向市市街地整備課 黒木 松博
第1弾が県都市計画課大崎さん、第2弾が南雲デザインの出水さん、そして内藤廣建築設計事務所の山田さんが第3弾と大王谷中の課外授業のレポートがありましたが、遅ればせながら、去る10月22日の学習発表会の様子をレポートします。
10月に入り、わずか11時間という少ない授業時間の中で、すばらしい模型を大王谷中1年生14名のみんなが作ってくれました。
課外授業の後半、別の業務が重なり、度々授業に顔が出せなかった私ですが、内藤事務所の山田さんから「結構いいものができましたよ。」と話があり、本番前々日の学習発表会準備の様子を伺いに行くと、そこには、予想を遙かに超えた模型が完成していました。
前段の子供達の様子を見てきた感じでは、本当に締め切りに間に合うのだろうかと疑心暗鬼になっていた自分ですが、子供達のラストスパートはすごかった・・・。
学習発表会当日では、子供達の作った作品が堂々と展示されていました。
発表では、ステージ脇のスクリーンで作業の様子を紹介しながら、一人一人の模型作成にあたっての感想が述べられました。
自分たちで駅舎や各街区の建物の大きさを今まで見たこともない三角スケールで計りながら作って苦労した事、また、生徒の多くがみんなで力を合わせればすばらしいものができることを実感した事を生徒自身の感想として述べていました。
駅周辺地区のまちづくりにおいては、いろんな人たちの力によって、今着々と進んでいる状況です。そして、来月17日には、新駅舎が誕生します。
新しい『日向』のシンボルが誕生し、またその後、生徒達のように同じ目標のもと一歩ずつ『まち』の再生に向けて前に進んで行かなくてはいけないと、子供達の発表を目にしながら改めて考えた発表会でした。